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お役立ちコラム

自律神経失調症は食べて治そう!

神経内科

今回は自律神経に良い食材について説明したいと思います。そこで参考にして頂きたいのが、前にも述べた「自律神経失調は3段階で発症する」ことです。
自律神経失調は「第一段階:ストレスが自律神経に作用する」、「第二段階:ストレスのため自律神経が傷つく」、「第三段階:自律神経がコントロールしている内臓が痛んでいく自律神経失調のために内臓が痛んでいく」という3段階で発症します。
第一段階ではストレスから自律神経を守る、第二段階では傷ついた自律神経を修復する、第三段階では交感神経の暴走を抑え、弱った副交感神経を元気にするような食材を取り入れるべきです。

 

〔第一段階〕
ストレスから自律神経を守るためにはストレスで消費される蛋白質をとり、蛋白質の代謝を助けるビタミンCも積極的にとりましょう。また、脳が栄養失調になるとストレスが生じます。脳の栄養は糖質ですが、脳の代謝には、ビタミン、ミネラルが必要です。加工食品ではビタミン、ミネラルは失われていくのでなるべく自然食品をとりましょう。ストレスを抑えるホルモン(セロトニン)の材料となるトリプトファンが多く含まれる大豆製品、乳製品もとりましょう。

 

〔第二段階〕
自律神経機能検査で自律神経が傷んでいることがわかったら、自律神経のケアにも気をつけるべきです。自律神経を正常に保つためには、各種のビタミンBが大量に必要です。自律神経の主成分はビタミンB12です。魚介類に含まれます。新しく作り換えるのですから、一般の必要量(維持量)では足りません。またビタミンB1は脳や末梢神経の糖質代謝を補助し、不足すると自律神経の代謝が低下してしまいます。豚肉、ほうれん草、落花生などに多く含まれます。ビタミンやミネラルは現代人には不足がちで、薬やサプリメントでの補充も仕方ないかもしれません。

 

〔第三段階〕
自律神経が失調すると、内臓へ悪影響を及ぼし始めます。一般に、まずは交感神経が強くなり、次に交感神経を抑えていた副交感神経が弱っていくパターンで自律神経失調症が現れます。交感神経が暴走を始めると活性酸素がたまり、副交感神経が弱ると免疫力が低下します。活性酸素を減らすには抗酸化物質をとりましょう。抗酸化物質についてはポリフェノール、カロテノイドなど様々な食材が報告されています。しかし抗酸化物質の代表はビタミンEです。ビタミンEというと、マグロ、うなぎなど豪華な食材も多いですが、カボチャで結構です。ビタミンEの働きを助けるのがビタミンCなので、レモン、キャベツを添えて食べれば一層効果的です。免疫力をあげるには発酵食品が効果的です。納豆、味噌、ヨーグルトなど副交感神経の活動が活発な夜に食べるとさらによいでしょう。


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