お役立ちコラム
近年増えている起立性調節障害(OD)
内科
神経内科
以前にも起立性調節障害のご紹介をしましたが、近年更にODが増えてきている印象を受けます。OD(起立性調節障害)とは、朝起きることが出来ない、元気が出ないなどの青少年によくみられる成長過程の病気です。不登校児童にODが隠れていることが話題になっています。
症状として・・・
上記が挙げられ、このうち3つ以上認められればODが疑われます。
ODの原因は自律神経失調と言われています。思春期において自律神経の成長が遅れて、血圧、脈拍、その他の内臓機能の調節がうまくいかなくなり、ODが生じると考えられます。稀な病気ではなく、かなりの若者を襲う病気であるということを覚えておいて下さい。
ODの青少年は起立時の血圧や脈拍異常により、朝から元気に始動できなくなります。昔のようなスパルタ教育的な風潮が減ってきて、「甘やかされる」児童が増えてきたという側面も否定できません。しかし現代の多様な生活環境による影響から来るストレスも昔よりはるかに大きいのも確かです。このストレスが成長過程の青少年に自律神経失調をもたらすのです。
最近の子供に共通する傾向ですが、運動不足、日にあまり当たらない、夜型、外で遊ぶよりゲーム、コンビニが多い、スマホ命、若いのに食事(栄養)を気にするなどの生活習慣、生活環境が挙げられます。これらの生活習慣、環境がODの患者さんには目立つような気がします。ODの体質をさらに悪化させるという可能性もあるので、まずは、生活習慣を整え、食事に気を付けていくことが大切です。
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