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起立性調節障害(OD)と筋肉の関係

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 筋肉は25歳くらいまでは成長(増加)していきます。それ以降は徐々に筋肉は減少(老化)していくことになりますが、筋肉の中でも変化が激しいのは白筋です。白筋は速く走る、重い物を持つなどの瞬発力を受け持ちます。そのような白筋ですから、老化が早いのです。それに比べて赤筋は長時間歩く、姿勢を保つなどの持続力を司ります。赤筋は老化の影響を受けにくく、ずっと体を支えていてくれます。

 従って、若いうちは白筋の管理が主体になります。筋肉から分泌されるグルタミン酸は消化管の吸収力や免疫力を高めます。成長期に白筋を鍛えないと、栄養失調でひ弱な子供になってしまいます。また筋肉が減るとインスリンが働かなくなり、それが元でストレスが生じます。ストレスが交感神経を暴れさせることにつながります。その結果、心拍や血圧の変動が激しくなります。不登校児や会社で脱落しそうなサラリーマンは、そのような状態に陥っているのかも知れません。

 このように自律神経を整えるには白筋を増やす筋トレが大切です。ODでは交感神経が暴れることで、朝起きられないのです。ODの子供は概してやせています。午前中、家で寝ているのですから、運動不足でもあります。筋肉量を増やすことです。若い頃の筋肉量は白筋によって決まるといえますから、レジスタンス運動(筋肉に負荷をかける動きを繰り返す運動)で白筋を増やす筋トレが適しています。大胸筋、広背筋、腹直筋、大臀筋、大腿四頭筋などのビッグマッスルを鍛えると、効率良くグルタミン酸が分泌され、インスリンも元気になるでしょう。よって体内のストレスが減り、交感神経も落ち着きます。これらのことから、ODを治すためには筋肉を特に白筋を鍛えることが大切です。

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