お役立ちコラム
メタボとわかったらどうする?
内科
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一般健診では肥満(腹囲が男性なら85cm以上、女性なら90cm以上)に加えて、血圧・血糖・脂質の3つのうち2つ以上基準値から外れるとメタボと診断されます。
健診にてメタボと診断されたら当クリニックでは以下のチェックをしていきます。
①内臓脂肪を測定する
肥満にも皮下脂肪型と内臓脂肪型があり、メタボは内臓脂肪型の肥満のことを指します。皮下脂肪型の肥満はそれほど心配は要りません。もし腹部エコーなどで内臓脂肪が多かったら「本当のメタボ」ということになります。
②動脈硬化の程度を調べる
メタボでは動脈硬化が進みやすいので、実際の動脈硬化を評価します。頸動脈エコーが最も簡易で適した検査です。
③1年後(または半年後)にもう一度腹部エコーでフォローアップ
内臓脂肪は燃えやすい脂肪なので、努力により減らすことが可能です。努力の効果を実際に数字で確認することは大切です。
④癌や認知症のチェックもしておく
メタボは癌や認知症を合併する可能性があるので、念のために人間ドックや物忘れが強いなら認知機能検査も受けておくと安心です。
先のコラムにも述べましたが、メタボにより高血圧、糖尿病、脂質異常症ばかりでなく、動脈硬化、癌、アルツハイマー型認知症などさまざまな病気が出てきます。健診にてメタボと言われたら放置せず早めに受診することをお勧めします。
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