お役立ちコラム
認知症は40代からはじまる?
神経内科
もの忘れ外来
認知症の治療薬としてアデュカヌマブという薬が開発されました。この薬はアミロイドβという物質を除去する効果があります。
アミロイドβは脳内で作られるタンパク質の一種ですが若いうちは脳内のごみとして分解されます。しかし、年を重ねるにつれ、分解が間に合わず、アミロイドβが脳内に溜まります。そして、タウというたんぱく質が脳の神経細胞内に出現し、神経細部を破壊し、脳の萎縮が起こり、認知症となります。このアミロイドβが蓄積し始めるのが認知症を発症する20年前からだと言われています。80歳で認知症になるとすると60歳からです。
また、認知症の前段階としてMCI(軽度認知障害)があることは皆さん周知のこととは思いますが、実はその前段階があることが分かってきました。それがSCD(主観的認知機能低下)です。MCIは他人でも物忘れに気づきますが、SCDは自分だけがその変化に気づいている状態です。これは40代からおこります。症状は物忘れだけでなく、注意・集中力、意欲などの低下もみられます。
これを予防するためには、生活習慣病をきちんとコントロールすること、運動、食事、睡眠に気を付けながら、規則正しい生活を送ることが重要となります。
運動は前頭葉を鍛え、意欲をあげます。バランスの取れた食事は生活習慣病を予防してくれます。深い眠りは脳に溜まったアミロイドを洗い流してくれます。
認知症予防そろそろ取り組みませんか?
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