内科・神経内科・泌尿器科

名古屋市中村区にある内科・神経内科・泌尿器科 クリニック ヘルスケアテルミナ

お役立ちコラム

姿勢・歩容(歩く姿)を意識して

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  外出控えにより、運動しないと筋力・筋肉量が減っていきます。
例えば高齢者では2週間運動しないと筋肉の4分の1を失ってしまうといわれています。この失ってしまった筋肉を戻すのには3倍以上の時間が必要です。筋肉を衰えさせないためにも、日ごろから筋肉を鍛えることがとても重要だといえます。

 

 では、どの筋肉を重点的に鍛えればいいのでしょう? そのためには、姿勢や歩容(歩く姿)から、悪い筋肉を導き出すことです。一般に姿勢はインナーマッスルが支えるので、姿勢に問題があれば、どこかのインナーマッスルに異常があるということになります。インナーマッスルは赤筋が主体ですから、異常は一般に拘縮と考えていいでしょう。どの筋肉をストレッチするかを工夫するのです。

 

  次に歩容(歩く姿)です。歩容は運動ですから、インナーマッスルに加えてアウターマッスル(白筋)も必要になってきます。大股で足を高く上げて、安定した歩行を実現するには、インナーマッスルにアウターマッスルの“力添え”も欠かせません
 老人姿勢では骨盤が後傾します。これは骨盤の後ろを下へ引っ張るお尻(臀筋)とその下の太もも(ハムストリング)の筋肉が拘縮するからです。その結果、骨盤の後方が下へ引っ張られて、骨盤が下に傾くのです。

 

 骨盤が後傾すると背骨も後傾します。船に帆が付いているとして、船が後ろへ傾くと(船首が上がると)、帆も後ろへ傾くようなものです。背骨が後ろへ傾くと、仕方がないから頭を前に突き出すしかなくなります。背中が前にカーブ、すなわち円背になってしまいます。こうなると胸筋が縮んで(拘縮して)しまうことになります。また骨盤が後傾すると、太ももは前を向くことになり、仕方がないので膝を曲げて歩くようになります。いわゆるへっぴり腰というやつです。

 

 以上のように老人姿勢は骨盤後傾、円背、膝曲げ歩行が特徴です。拘縮した筋肉は大臀筋、ハムストリング、胸筋が挙げられます。これらの筋肉にはストレッチが必要です。拘縮筋の反対側が萎縮筋なので、腸腰筋(そけい部)、大腿四頭筋(太もも前部)、背筋の強化も合わせて行うと効果的といえます。

 

  姿勢・歩容を意識してコロナ渦で失ってしまった筋肉を取り戻しましょう!!!

 

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