お役立ちコラム
筋肉と糖尿病
内分泌内科
2型糖尿病にとって治療のひとつとして運動することはとても大切なことです。糖尿病の治療は内服よりもまずは食事療法と運動療法があげられます。食事療法は簡単に言えば摂取カロリーを運動療法は消費カロリーをコントロールすることです。例えば、300kcalのご飯を食べたとき、これを消費するには1時間半の散歩が必要です。これを考えるとこんなに歩くなら食べずにいれば動かなくてもいいのでは?という思いに至る人もいるかもしれません。しかし、体を動かすことは、筋肉を衰えさせないことにつながります。筋肉は糖尿病の人にとってとても大切な働きをすることがあげられます。
筋肉は体を支えたり、動かしたりするだけでなく、エネルギーを蓄える働きもあります。食事をすると、血液中にブドウ糖が増えます。筋肉はこのブドウ糖の一部を取り込み、血糖の上昇を調整します。年をとって筋肉が減少すると、ブドウ糖も取り込まれにくくなり、血糖が上昇するのです。そういう意味で、糖尿病の人には運動することがとても大切になるのです。血糖値やHbA1cが高値になると食事に気をとられがちですが、実は運動量が減ったり、筋肉が減り体力がなくなったりすることが原因である場合もあるのです。
筋肉量は30歳頃をピークに何も対策をしないと減っていき、55歳を過ぎると著しく減少していきます。
しかし、何歳になっても筋肉は増やすことが出来ます。筋肉を増やすには筋肉を使うことです。即ち、筋トレをすることが重要となります。
現在、コロナ禍で外出もままならない状況です。家でゆっくりと筋トレをしましょう。
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